IT用語帳

正規化

Normalization

せいきか

リレーションのデータ冗長性を排除し、更新異状(挿入異状、削除異状、修正異状)を防止するために、リレーションをより小さな単位に分解する手法。関数従属性や多値従属性に基づき、段階的に正規形に変換する。
データベースの基礎理論 > 正規化理論

関連キーワードの用語

DB無損失分解

リレーションを分解した後、自然結合で元のリレーションを完全に復元できる分解方法。正規化では必ず無損失分解であることが求められる。ヒースの定理が判定の基準となる。

DB非正規化(デノーマライゼーション)

性能向上を目的として、正規化されたテーブルにあえて冗長性を導入する手法。結合処理の削減のためにテーブルを統合したり、集計値を保持する導出列を追加したりする。更新異状のリスクとトレードオフになる。

FE第1正規形

テーブル内のすべての属性値がスカラー値(それ以上分解できない原子的な値)である状態。繰り返し項目や複合値を排除し、各セルに1つの値だけが入るようにする。

FE第2正規形

第1正規形を満たし、かつ主キーの一部に対する部分関数従属を排除した状態。主キーが複合キーの場合に、主キー全体ではなくその一部の属性だけに依存する非キー属性を別テーブルに分離する。

FE第3正規形

第2正規形を満たし、かつ推移関数従属を排除した状態。非キー属性が他の非キー属性に依存する推移的な従属関係を解消し、別テーブルに分離する。

FE完全関数従属

ある属性が主キー全体に対して関数的に従属している状態。複合キーの場合、キーの一部分だけでは決まらず、キー全体が揃って初めて値が一意に定まる関係を指す。