IT用語帳

V字モデル

V-Model

ぶいじもでる

開発工程(要件定義、基本設計、詳細設計、実装)と対応するテスト工程(単体テスト、結合テスト、システムテスト、受入テスト)をV字型に対応付けた開発モデル。各開発工程の成果物がテスト工程の検証基準となり、品質確保に有効。組込み開発で広く採用される。
組込みシステムの基礎 > 開発プロセスと開発モデル

関連キーワードの用語

ESウォーターフォールモデル

システム開発を要件定義、設計、実装、テスト、運用の各工程に分け、上流から下流へ順に進める開発モデル。各工程の完了を確認してから次工程に進むため、大規模で要件が明確なプロジェクトに適する。手戻りコストが大きいという課題がある。

ESアジャイル開発

短い開発サイクル(イテレーション)を繰り返し、変化する要求に柔軟に対応する開発手法の総称。スクラム、XP等の手法がある。組込み開発でもプロトタイプの早期検証やハードウェアとの並行開発に活用される。

ESプロトタイピングモデル

開発の早い段階で試作品(プロトタイプ)を作成し、ユーザや設計者のフィードバックを得ながら要件を洗練していく開発モデル。組込みシステムではハードウェアのプロトタイプを用いた動作検証が重要となる。

ESJTAG

IEEE 1149.1で規定されたテスト・デバッグ用のインタフェース規格。TCK、TMS、TDI、TDOの4信号(+TRST)で構成されるシリアルインタフェースにより、チップ内部のレジスタアクセスやバウンダリスキャンテストが可能。組込みデバッグの標準インタフェース。

ESホワイトボックステスト

プログラムの内部構造(ソースコード)に基づいてテストケースを設計するテスト手法。命令網羅、分岐網羅、条件網羅、パス網羅などのカバレッジ基準を用いる。組込みソフトウェアの単体テストで広く使用される。

ES境界値分析

入力値の境界付近(境界値、境界値±1)に着目してテストケースを設計する技法。ブラックボックステストの基本技法で、バグが境界付近に集中する傾向を利用する。組込みシステムではセンサ値の上下限、タイマのオーバーフロー境界などが対象。