IT用語帳

トレーサビリティマトリクス

Traceability Matrix

とれーさびりてぃまとりくす

要件と設計書、テスト項目との対応関係を一覧表にしたもの。各要件が設計やテストに漏れなく反映されているか追跡・検証するために使用する。機能安全規格(ISO 26262等)では作成が求められる。
組込みシステムの基礎 > 要求分析とシステム要件定義

関連キーワードの用語

ES非機能要件

システムの品質や制約に関する要件。性能(応答時間、スループット)、信頼性、安全性、消費電力、耐環境性、コスト制約などが含まれる。組込みシステムでは非機能要件がシステム設計を大きく左右する。

ES要求仕様書

システムに求められる機能要件と非機能要件を文書化したもの。組込みシステムでは、リアルタイム性、消費電力、動作温度範囲、安全性などの制約条件も明確に記述する必要がある。

ES機能要件

システムが実現すべき機能に関する要件。入力に対してシステムが行うべき処理や出力を定義する。組込みシステムでは、センサからの入力処理、アクチュエータの制御、通信機能などが含まれる。

ESリアルタイム性

定められた時間制約内に処理を完了する能力。ハードリアルタイムでは時間制約の違反が許されず(例:自動車のエアバッグ制御)、ソフトリアルタイムでは一定の遅延が許容される(例:動画再生)。組込みシステムの最も重要な品質特性の一つ。

ESホワイトボックステスト

プログラムの内部構造(ソースコード)に基づいてテストケースを設計するテスト手法。命令網羅、分岐網羅、条件網羅、パス網羅などのカバレッジ基準を用いる。組込みソフトウェアの単体テストで広く使用される。

ESブラックボックステスト

プログラムの仕様に基づき、内部構造を考慮せずにテストケースを設計するテスト手法。同値分割、境界値分析、デシジョンテーブルなどの技法がある。システムテストや受入テストで使用される。