IT用語帳

ハードウェア・ソフトウェア分割

Hardware/Software Partitioning

はーどうぇあそふとうぇあぶんかつ

システム要件を分析し、ハードウェアで実現する機能とソフトウェアで実現する機能を振り分ける設計工程。性能要件、コスト、消費電力、開発期間、柔軟性などを考慮して最適な分割を決定する。コデザインの中核的な活動である。
組込みシステムの基礎 > システムアーキテクチャ設計

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SAハードウェア・ソフトウェアの協調設計

組込みシステムにおいて、ハードウェアとソフトウェアの機能分担を最適化しながら並行して設計を進める手法。性能、コスト、消費電力、開発期間などの制約を総合的に考慮してトレードオフを判断する。

SA状態遷移設計

システムの振る舞いを有限個の状態とイベントによる遷移で表現し設計する手法。状態遷移図や状態遷移表を用いて、状態の漏れや意図しない遷移を検出する。組込みシステムのプロトコル処理や制御ロジックで多用される。

SA省電力設計

バッテリ駆動の組込み機器で重要な消費電力を抑える設計手法。クロック周波数の動的制御(DVFS)、スリープモードの活用、不要な回路のクロックゲーティングなど、ハードウェアとソフトウェアの両面からアプローチする。

ESコデザイン

ハードウェアとソフトウェアを統合的に設計する手法。両者の分割、協調シミュレーション、性能最適化を同時並行で進めることで、システム全体の最適化を図る。組込みシステム開発特有の設計アプローチである。

ESRISC

命令セットを単純化し、各命令を1クロックサイクルで実行できるようにしたプロセッサアーキテクチャ。パイプライン処理との親和性が高く、組込みプロセッサ(ARM等)で広く採用される。CISCと対比される概念。

ESメモリマップ

プロセッサのアドレス空間におけるメモリやI/Oデバイスの配置を示す図表。ROM、RAM、周辺デバイスのレジスタなどがどのアドレスに割り当てられているかを定義する。組込みシステム設計の基本となる。