IT用語帳

PID制御

PID Control

ぴーあいでぃーせいぎょ

比例(P)、積分(I)、微分(D)の3要素を組み合わせたフィードバック制御手法。目標値と現在値の偏差に基づいて操作量を算出する。温度制御、モータ速度制御、位置決め制御などの組込みシステムで最も広く使用される制御アルゴリズム。
組込みシステムの基礎 > 品質特性と信頼性設計

関連キーワードの用語

SA割込み処理

外部デバイスや内部イベントからの割込み信号を検知し、現在の処理を中断して対応する処理機構。割込みハンドラ(ISR)が呼び出され、処理完了後に元の処理に復帰する。応答時間の保証がリアルタイム性の鍵となる。

SAPWM(パルス幅変調)

デジタル信号のパルス幅(デューティ比)を変化させることで、アナログ的な制御を実現する変調方式。モータの速度制御、LED の明るさ調整、電源回路の電圧制御などに広く使用される。

SAタイマ割込み

ハードウェアタイマが一定周期で発生させる割込み。RTOSのタスクスケジューリングのタイムスライス管理、周期的なセンサ計測、タイムアウト監視などに利用される。組込みシステムの時間管理の基盤となる。

ES組込みシステム

特定の機能を実現するために、家電製品、自動車、産業機器などの機器に組み込まれたコンピュータシステム。汎用コンピュータと異なり、リアルタイム性、省電力性、小型化、高信頼性などの制約の下で設計される。

ESリアルタイムシステム

定められた時間制約内に処理を完了することが要求されるシステム。ハードリアルタイム(時間制約違反が致命的)とソフトリアルタイム(時間制約違反が許容範囲内)に分類される。組込みシステムの多くがリアルタイム性を要求される。

ESファームウェア

ハードウェアに組み込まれた制御用ソフトウェア。ROMやフラッシュメモリに格納され、機器の基本的な動作を制御する。ソフトウェアとハードウェアの中間的な存在であり、OTA(Over-the-Air)更新などにより書き換え可能な場合もある。