タスク状態遷移
Task State Transition
たすくじょうたいせんい
RTOSにおけるタスクの状態変化。典型的には実行状態(RUNNING)、実行可能状態(READY)、待ち状態(WAITING/BLOCKED)、休止状態(DORMANT/SUSPENDED)の4状態を持つ。ディスパッチャがREADYからRUNNINGへの遷移を管理し、I/O待ちやセマフォ待ちでWAITINGに遷移する。
ソフトウェア設計 > タスク管理とスケジューリング
関連キーワードの用語
ESタスク
RTOSにおけるプログラムの実行単位。各タスクは独立した実行コンテキスト(プログラムカウンタ、スタック、レジスタ)を持つ。実行状態(RUNNING)、実行可能状態(READY)、待ち状態(WAITING)、休止状態(DORMANT)などの状態を遷移する。
ESコンテキストスイッチ
実行中のタスクの状態(レジスタ、プログラムカウンタ、スタックポインタ等)を保存し、次に実行するタスクの状態を復元してCPUの実行を切り替える処理。コンテキストスイッチの所要時間はRTOSの性能指標の一つである。
ES組込みシステム
特定の機能を実現するために、家電製品、自動車、産業機器などの機器に組み込まれたコンピュータシステム。汎用コンピュータと異なり、リアルタイム性、省電力性、小型化、高信頼性などの制約の下で設計される。
ESリアルタイムシステム
定められた時間制約内に処理を完了することが要求されるシステム。ハードリアルタイム(時間制約違反が致命的)とソフトリアルタイム(時間制約違反が許容範囲内)に分類される。組込みシステムの多くがリアルタイム性を要求される。
ESファームウェア
ハードウェアに組み込まれた制御用ソフトウェア。ROMやフラッシュメモリに格納され、機器の基本的な動作を制御する。ソフトウェアとハードウェアの中間的な存在であり、OTA(Over-the-Air)更新などにより書き換え可能な場合もある。
ES組込みLinux
Linuxカーネルを組込みシステム向けにカスタマイズしたOS。オープンソースで柔軟なカスタマイズが可能であり、ネットワーク機能やファイルシステムが充実している。リソースの豊富な組込み機器(ルータ、デジタル家電等)で広く利用される。