割込みレイテンシ
Interrupt Latency
わりこみれいてんし
割込み要求が発生してから割込みハンドラの実行が開始されるまでの遅延時間。割込みの禁止時間、コンテキスト保存時間、ベクタフェッチ時間などで構成される。リアルタイムシステムでは割込みレイテンシの最小化が重要。
ソフトウェア設計 > 割込み処理と例外処理
関連キーワードの用語
ESWCET(最悪実行時間)
プログラムの実行に要する時間の最大値。リアルタイムシステムの設計において、タスクがデッドラインを満たせるかどうかを判断するために用いる。キャッシュミスや割込みによる遅延も考慮して算出する。
ESパイプライン処理
命令の実行を複数のステージ(フェッチ、デコード、実行、メモリアクセス、ライトバック等)に分割し、各ステージを並行して処理する技法。スループットが向上するが、分岐予測ミスやデータハザードによるパイプラインストールが課題となる。
ESコンテキストスイッチ
実行中のタスクの状態(レジスタ、プログラムカウンタ、スタックポインタ等)を保存し、次に実行するタスクの状態を復元してCPUの実行を切り替える処理。コンテキストスイッチの所要時間はRTOSの性能指標の一つである。
ES割込み
外部デバイスやソフトウェアからの要求により、現在の処理を中断して特定の処理(割込みハンドラ)を実行する仕組み。外部割込み(ハードウェア割込み)と内部割込み(ソフトウェア割込み、例外)に大別される。組込みシステムのイベント駆動処理の基盤である。
ES割込み優先度制御
複数の割込み要求が同時に発生した場合に、処理の優先順位を制御する仕組み。高優先度の割込みは低優先度の割込みハンドラ実行中でも割り込むことができる(多重割込み)。組込みプロセッサでは割込みコントローラ(NVIC等)で管理する。
ESプロファイリング
プログラムの実行時の性能情報(関数ごとの実行時間、呼出し回数、メモリ使用量等)を計測・分析する手法。ボトルネックの特定と性能最適化に使用される。組込みシステムではタイマやトレース機能を活用したプロファイリングが行われる。