IT用語帳

ヒープ

Heap

ひーぷ

動的メモリ確保(malloc/free等)に使用されるメモリ領域。プログラム実行中に必要なサイズのメモリを確保・解放できるが、メモリフラグメンテーションやメモリリークの問題がある。安全重要な組込みシステムでは動的メモリ確保を避ける設計が推奨される。
ソフトウェア設計 > メモリ管理とデバイスドライバ

関連キーワードの用語

ESスタック

後入れ先出し(LIFO)のデータ構造。関数の呼び出し時にリターンアドレス、引数、ローカル変数を格納するコールスタックとして使用される。組込みシステムではスタックサイズの管理が重要で、スタックオーバーフローは深刻な不具合の原因となる。

ESROM(読出し専用メモリ)

電源を切ってもデータが保持される不揮発性メモリ。マスクROM、PROM、EPROM、EEPROMなどの種類がある。組込みシステムではプログラムコードや固定データの格納に使用される。

ESRAM(随時書込み読出しメモリ)

データの読み書きが自由に行える揮発性メモリ。DRAM(大容量・低コスト、要リフレッシュ)とSRAM(高速・低消費電力、高コスト)に大別される。組込みシステムではワークメモリやスタック領域として使用される。

ESフラッシュメモリ

電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性メモリ。NOR型(ランダムアクセス可能、プログラム格納向き)とNAND型(大容量、データストレージ向き)がある。組込みシステムのファームウェア格納やデータ保存に広く使用される。

ESSRAM

フリップフロップ回路でデータを保持する揮発性メモリ。リフレッシュ不要で高速アクセスが可能だが、DRAMに比べてビット単価が高い。キャッシュメモリやマイコンの内蔵RAMに使用される。

ESキャッシュメモリ

CPUとメインメモリの間に配置される高速な小容量メモリ。頻繁にアクセスされるデータやプログラムを保持し、メモリアクセスの高速化を図る。組込みシステムではキャッシュのヒット率やフラッシュ制御がリアルタイム性能に影響する。