IT用語帳

バスタブ曲線

Bathtub Curve

ばすたぶきょくせん

製品の故障率を時間軸で表したグラフ。初期故障期間(故障率が高い)、偶発故障期間(故障率が一定で低い)、摩耗故障期間(故障率が上昇)の3期間で構成されるバスタブ型の曲線を描く。信頼性設計における故障パターンの基本モデル。
セーフティとセキュリティ > 信頼性設計とディペンダビリティ

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ES冗長設計

システムの信頼性を向上させるために、同一機能の要素を複数用意する設計手法。二重化(デュアル)、三重多数決(TMR)、待機冗長(スタンバイ)などの方式がある。一方が故障しても他方が機能を引き継ぐことでシステムの可用性を確保する。

ESMTBF(平均故障間隔)

修理可能なシステムにおいて、故障から次の故障までの平均稼働時間。信頼性の指標であり、MTBFが大きいほど故障が少なく信頼性が高い。MTBF = 総稼働時間 ÷ 故障回数で計算される。

ESMTTR(平均修理時間)

故障が発生してから修理が完了するまでの平均時間。保守性の指標であり、MTTRが小さいほど修理が速く保守性が高い。故障検知、診断、修理、復旧確認の各フェーズの時間を含む。

ES稼働率

システムが正常に稼働している時間の割合。稼働率 = MTBF ÷ (MTBF + MTTR) で計算される。直列システムでは各要素の稼働率の積、並列システムでは1-(1-各要素の稼働率)の積となる。

ES信頼性

システムが指定された条件の下で、指定された期間、要求された機能を遂行する確率。信頼度関数R(t)で表される。故障率が一定(偶発故障期間)の場合は指数分布に従い、R(t) = e^(-λt)(λ:故障率)となる。バスタブ曲線で故障率の推移を表す。

IPレプリケーション

データベースやサーバのデータを別のサーバに複製し、同期を保つ仕組み。障害時のデータ保全や負荷分散に利用され、可用性と信頼性の向上に寄与する。