TCPヘッダ
TCP Header
てぃーしーぴーへっだ
TCPセグメントの先頭に付加される20〜60バイトの制御情報。送信元/宛先ポート番号、シーケンス番号、確認応答番号、データオフセット、制御フラグ(SYN/ACK/FIN/RST等)、ウィンドウサイズ、チェックサム、緊急ポインタで構成される。
ネットワークの基礎 > TCP/IPプロトコルスイート
関連キーワードの用語
NWシーケンス番号
TCPヘッダに含まれるフィールドで、送信するデータのバイト単位の位置を示す番号。受信側でデータの順序を正しく復元し、重複データを検出するために使用される。初期シーケンス番号は接続確立時にランダムに決定される。
NWIPヘッダ
IPパケットの先頭に付加される制御情報。バージョン、ヘッダ長、サービスタイプ(ToS/DSCP)、パケット長、識別子、フラグ、フラグメントオフセット、TTL、プロトコル番号、ヘッダチェックサム、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス等のフィールドを含む。
NWTTL(Time To Live)
IPパケットのヘッダに含まれるフィールドで、パケットがネットワーク上を転送される際の最大ホップ数を指定する。ルータを1つ経由するごとにTTL値が1減算され、0になるとパケットが破棄される。ルーティングループによるパケットの永久循環を防止する。
NW3ウェイハンドシェイク
TCPコネクション確立時に行われる3段階の手順。クライアントがSYNを送信し、サーバがSYN+ACKを返し、クライアントがACKを返すことでコネクションが確立される。双方のシーケンス番号を同期し、信頼性のある通信を開始する。
NWウィンドウ制御
TCPにおいてフロー制御を実現する仕組み。受信側が受信可能なデータ量(ウィンドウサイズ)を送信側に通知し、送信側はそのサイズ分のデータを確認応答を待たずに連続送信できる。スライディングウィンドウ方式により効率的なデータ転送を実現する。
NW輻輳制御
ネットワークの混雑(輻輳)を検知して送信レートを調整するTCPの仕組み。スロースタート、輻輳回避、高速再送、高速リカバリの各アルゴリズムにより、ネットワーク全体のスループットを最適化する。パケットロスやRTTの変動を輻輳の指標として使用する。