IT用語帳

可用性

Availability

かようせい

システムやネットワークが必要な時に利用可能である度合い。稼働率で表され、99.99%(フォーナイン)は年間約52分の停止に相当する。冗長構成、フェイルオーバー、負荷分散等により向上させる。
ネットワーク設計 > 冗長設計

他の資格での定義

IPホットスタンバイ

待機系のシステムを常時稼働状態にしておき、現用系に障害が発生した場合に即座に切り替えて処理を引き継ぐ方式。切替え時間が短いが、コストが高い。

IP可用性

情報セキュリティの3要素(CIA)の一つ。認可された利用者が必要なときに情報やシステムにアクセスできることを保証する特性。冗長化やバックアップによって確保される。

SG可用性

認可された利用者が必要なときに情報及び関連資産にアクセスできることを保証する特性。情報セキュリティの3要素(CIA)の一つで、システムやサービスが必要なときに利用可能であることを意味する。

FE可用性

情報セキュリティの3要素(CIA)の一つ。許可されたものが必要な時に情報やシステムにアクセスできる状態を確保すること。冗長化やバックアップ、災害対策により実現し、システムの継続的な利用を保証する。

AP可用性

情報セキュリティの3要素(CIA)の1つ。許可された者が必要な時に情報やシステムにアクセスできる状態を確保すること。冗長化、バックアップ、UPS、負荷分散などの技術でシステムの稼働率を維持する。

SA可用性

システムが必要なときに利用可能な状態にある度合い。稼働率で定量化され、99.99%(フォーナイン)のように表現する。冗長化、フェールオーバー、計画的保守などにより向上させる。

DBホットスタンバイ

本番系と同期された待機系データベースを常時稼働させ、障害時に即座に切り替えて業務を継続する可用性方式。自動フェイルオーバーと組み合わせることでRTOを最小化する。リアルタイムのログ転送でRPOもほぼゼロにできる。

SM可用性

ITサービスやコンポーネントが、合意された時間帯において正常に機能している割合。一般に稼働率として百分率で表され、MTBF÷(MTBF+MTTR)×100で計算される。

SMホットスタンバイ

待機系システムを常時起動状態で本番系と同期させておき、障害発生時に即座に切り替え可能な冗長構成。切り替え時間が短い反面、コストが高い。クリティカルなサービスに適用される。

SC可用性

情報セキュリティの3要素(CIA)の一つ。認可された利用者が必要なときに情報及び関連資産にアクセスできることを保証する特性。冗長化、バックアップ、災害対策などにより確保する。

関連キーワードの用語

NW非機能要件

システムの機能以外の品質特性に関する要件。ネットワーク設計では可用性(稼働率)、性能(スループット、遅延)、拡張性(将来のトラフィック増加への対応)、セキュリティ、運用保守性等が該当する。

NW信頼性

システムが故障せずに正常に動作し続ける度合い。MTBFで定量的に評価される。ネットワークの信頼性向上には、高品質な機器の選定、冗長構成、定期的な保守点検が重要となる。

NWフルメッシュトポロジ

全ての拠点・ノード間を直接接続するネットワーク構成。高い冗長性と通信効率を持つが、拠点数の増加に伴い接続数がn(n-1)/2に増加するため、コストが大幅に増大する。WAN接続や重要なバックボーンで採用される。

NWQoS(Quality of Service)

ネットワーク上のトラフィックに対して優先度を設定し、通信品質を保証・制御する技術の総称。帯域幅、遅延、ジッタ、パケットロス率等の指標で品質を管理する。DiffServやIntServの方式がある。

NWネットワーク分離

ネットワークをセキュリティ要件に応じて複数のセグメントに分割し、セグメント間の通信を制御する手法。VLANやファイアウォールにより分離を実現し、マルウェアの感染拡大防止や情報漏洩対策に有効。マイクロセグメンテーションではワークロード単位で分離を行う。

NW要件定義

ネットワーク設計に先立ち、業務要件や利用条件から必要なネットワークの機能要件と非機能要件を明確化する工程。帯域幅、可用性、セキュリティレベル、拡張性、移行条件等を整理し、設計の前提条件を定める。