IT用語帳

フェイルオーバー設計

Failover Design

ふぇいるおーばーせっけい

障害発生時の自動切替を実現するためのネットワーク設計。アクティブ/スタンバイ方式とアクティブ/アクティブ方式がある。切替時間、切替トリガー、状態同期の方法、切り戻しの手順を設計する。
ネットワーク設計 > 冗長設計

関連キーワードの用語

NWSPOF(単一障害点)

その部分が故障するとシステム全体が停止する箇所。ネットワーク設計ではSPOFを特定し、冗長化によって排除することが重要。ネットワーク機器、回線、電源、冷却設備等がSPOFの候補となる。

NWフルメッシュトポロジ

全ての拠点・ノード間を直接接続するネットワーク構成。高い冗長性と通信効率を持つが、拠点数の増加に伴い接続数がn(n-1)/2に増加するため、コストが大幅に増大する。WAN接続や重要なバックボーンで採用される。

NWSTP(スパニングツリープロトコル)

L2ネットワークにおけるループを防止するプロトコル(IEEE 802.1D)。ブリッジプライオリティに基づきルートブリッジを選出し、冗長リンクを論理的にブロックしてツリー構造を形成する。障害時にはブロックポートを開放して経路を切り替える。収束に30〜50秒を要する。

NWRSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)

STPを改良し、収束時間を大幅に短縮したプロトコル(IEEE 802.1w)。ポートの状態を3つ(Discarding、Learning、Forwarding)に簡略化し、Proposalメカニズムにより数秒以内での経路切替を実現する。

NWVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)

デフォルトゲートウェイの冗長化を実現するプロトコル。複数のルータで仮想IPアドレスと仮想MACアドレスを共有し、マスタルータが障害を起こした場合にバックアップルータが自動的に引き継ぐ。HSRPはCisco独自の類似プロトコル。

NW冗長構成

ネットワーク機器や回線を二重化・多重化して、障害発生時にもサービスを継続できるようにする構成。アクティブ/スタンバイ方式やアクティブ/アクティブ方式がある。SPOFの排除と可用性の向上が目的。