IT用語帳

レイテンシ(遅延)

Latency

れいてんし

データがネットワーク上を転送される際にかかる時間。伝搬遅延、処理遅延、キューイング遅延、シリアル化遅延の合計で構成される。VoIPやリアルタイム通信では低遅延が求められ、QoSによる制御が重要となる。
ネットワーク設計 > 性能設計

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NWスループット

ネットワークにおいて単位時間あたりに実際に転送できるデータ量。理論上の帯域幅とは異なり、プロトコルオーバーヘッドやネットワーク状況により低下する。bps(ビット毎秒)で表される。

NWジッタ

パケットの到着間隔のばらつき。遅延の変動とも表現される。VoIPや動画ストリーミングでは音声の途切れや映像の乱れの原因となる。ジッタバッファによる吸収やQoSによる優先制御で対策する。

NW帯域幅

ネットワーク回線やインタフェースが伝送できる理論上の最大データ転送速度。bps(ビット毎秒)で表される。実効的な転送速度(スループット)はプロトコルオーバーヘッドや輻輳等により帯域幅を下回る。

NWベースライン管理

ネットワークの正常時のトラフィック量や性能値を定常的に測定し、基準値(ベースライン)として記録・管理する手法。ベースラインからの逸脱を検知することで、性能劣化の早期発見や障害の予兆検知に活用する。

NWトラフィック分析

ネットワーク上のデータの流量、方向、種類等を計測・分析する活動。NetFlow、sFlow、SNMP等のツールを用いて、帯域使用率、上位アプリケーション、トラフィックパターンを可視化する。性能問題の特定やキャパシティプランニングの基礎データとなる。

NWMRTG(Multi Router Traffic Grapher)

SNMPを使用してネットワーク機器のトラフィック量を収集し、グラフとして可視化するオープンソースツール。インタフェースのインバウンド/アウトバウンドのトラフィック推移を時系列グラフで表示し、トラフィック傾向の把握に活用される。