IT用語帳

暗号化方針

Encryption Policy

あんごうかほうしん

ネットワーク上のデータ通信において、どの区間・どのプロトコルで暗号化を適用するかを定めた方針。拠点間VPN(IPsec)、リモートアクセス(SSL-VPN)、Webアクセス(HTTPS)、メール(S/MIME、STARTTLS)等の暗号化対象と方式を設計する。
ネットワーク設計 > セキュリティ設計

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NWフルメッシュトポロジ

全ての拠点・ノード間を直接接続するネットワーク構成。高い冗長性と通信効率を持つが、拠点数の増加に伴い接続数がn(n-1)/2に増加するため、コストが大幅に増大する。WAN接続や重要なバックボーンで採用される。

NWIPsec(IP Security)

IPレベルで暗号化と認証を提供するセキュリティプロトコル群。AH(認証ヘッダ)とESP(暗号化ペイロード)の2つのプロトコル、IKE(鍵交換)プロトコルで構成される。トランスポートモードとトンネルモードがあり、拠点間VPNで広く使用される。

NWSSL/TLS

トランスポート層とアプリケーション層の間で暗号化通信を実現するプロトコル。サーバ認証、通信の暗号化、データの完全性を提供する。TLS 1.3では0-RTTハンドシェイクや不要な暗号スイートの廃止により安全性と性能が向上している。

NWHTTPS

HTTPにSSL/TLSによる暗号化を適用したプロトコル。TCPポート443を使用し、Webサーバとクライアント間の通信を暗号化する。サーバ証明書によるサーバ認証、通信の秘匿性と完全性を提供する。

NWSSH(Secure Shell)

ネットワーク経由でリモートホストに安全に接続するためのプロトコル。TCPポート22を使用し、公開鍵認証やパスワード認証によるユーザ認証、通信の暗号化、ポートフォワーディング機能を提供する。Telnetの安全な代替として広く使用される。

NW共通鍵暗号方式

暗号化と復号に同一の鍵(共通鍵)を使用する暗号方式。公開鍵暗号方式に比べて処理速度が高速だが、通信相手と安全に鍵を共有する必要がある。AES、3DES等のアルゴリズムがあり、データの暗号化に広く使用される。