IT用語帳

変更管理

Change Management

へんこうかんり

ネットワーク構成の変更を計画的に実施し、変更に伴うリスクと影響を管理するプロセス。変更要求の受付、影響分析、承認、実施、事後評価の手順で行う。変更履歴の記録と切り戻し手順の準備が重要。
ネットワーク運用管理 > 構成管理

他の資格での定義

IP変更管理

ITサービスやインフラへの変更を、リスクを最小限に抑えながら効率的に実施するプロセス。変更要求の評価・承認・実施・レビューを体系的に行い、変更に起因する障害を防止する。

SG変更管理

ITサービスの構成やプロセスに対する変更を、リスクを最小限に抑えながら効率的に実施するためのプロセス。変更要求の受付、評価、承認、実施、レビューの各段階を管理する。

FE変更管理

変更要求を記録・評価・承認し、リスクを最小化して計画的に変更を実施するプロセス。ソフトウェア開発では構成品目に対する変更の影響範囲を分析し管理する。ITサービスマネジメントでは変更要求(RFC)を変更諮問委員会(CAB)で審議し、サービスへの影響を制御する。

AP変更管理

サービスコンポーネントの変更を管理するプロセス。変更要求(RFC)の記録、分類、優先度付け、承認、実施、レビューを行う。変更諮問委員会(CAB)で変更の承認を判断し、ロールバック(切り戻し)計画を含めて変更を管理する。

STチェンジマネジメント

組織の変革を計画的に推進し、変革に対する抵抗を管理しながら新しい業務プロセスやシステムの定着を図る管理手法。J.コッターの変革の8段階プロセス(危機意識の醸成、連帯チーム構築、ビジョン策定など)が代表的なフレームワークとして知られる。

SA変更管理

システムやソフトウェアに対する変更要求を受付、評価、承認、実施、検証する一連のプロセス。変更の影響分析を行い、CCB(変更管理委員会)で承認の可否を判断する。構成管理と連携して変更を制御する。

PM変更管理

プロジェクトの文書、成果物、ベースラインに対する変更を特定、文書化、承認または却下、管理するプロセス。変更要求は変更管理委員会(CCB)で審議され、承認された変更のみが実施される。

SM変更管理

ITサービスやインフラストラクチャに対する変更を体系的に管理するプロセス。変更のリスクと影響を評価し、承認を得た上で計画的に実施することで、サービスへの悪影響を最小化する。

AUプログラム変更管理

IT全般統制の一つ。プログラムの変更が適切に承認、テスト、移行されることを確保する統制。変更要求の申請・承認、テスト環境での検証、本番環境への移行手続などのプロセスを含む。

AU変更管理

情報システムの変更を計画的かつ統制された方法で実施するための管理プロセス。変更の申請、影響分析、承認、テスト、実装、事後レビューの各段階を経て変更を管理する。

SC変更管理

システムの構成や設定の変更を計画的かつ安全に実施するためのプロセス。変更要求の記録・分類、影響評価、承認、実施、レビューの手順を含む。不正な変更や設定ミスによるセキュリティリスクを低減し、変更の追跡可能性(トレーサビリティ)を確保する。

関連キーワードの用語

NWSNMP(Simple Network Management Protocol)

ネットワーク機器の監視・管理を行うためのプロトコル。マネージャ(監視サーバ)がエージェント(監視対象機器)のMIB情報を取得・設定する。GET/SET/TRAPの操作があり、SNMPv3ではユーザ認証と暗号化に対応している。

NWIPAM(IPアドレス管理)

IPアドレスの割り当て、追跡、管理を行うための手法やツール。DHCP・DNSとの連携によりアドレスの払い出し状況を一元管理し、アドレスの枯渇防止や重複割当ての防止を実現する。大規模ネットワークでは自動化ツールが必須となる。

NW構成管理データベース(CMDB)

ネットワーク機器やシステムの構成情報(CI: Configuration Item)を一元管理するデータベース。機器の型番、OS版数、IPアドレス、接続関係、設定内容等を管理する。ITILの構成管理プロセスの中核をなす。

NWネットワーク自動化

ネットワーク機器の設定、監視、テスト等の運用作業をプログラムやツールにより自動化する手法。Ansible、Terraform等の構成管理ツールやPythonスクリプトが使用される。API(NETCONF/RESTCONF)を介した機器制御により、設定の一貫性と作業効率を向上させる。

NWベースライン管理

ネットワークの正常時のトラフィック量や性能値を定常的に測定し、基準値(ベースライン)として記録・管理する手法。ベースラインからの逸脱を検知することで、性能劣化の早期発見や障害の予兆検知に活用する。

NWライフサイクル管理

ネットワーク機器の導入から廃棄までの全期間を通じた管理活動。機器のEOL(End of Life)、EOS(End of Support)の把握、ファームウェアの更新管理、計画的な更改を行う。セキュリティパッチの適用やサポート終了への対応が重要。