IT用語帳

定性的リスク分析

Qualitative Risk Analysis

ていせいてきりすくぶんせき

リスクの発生確率と影響度を評価し、リスクの優先順位を決定するプロセス。確率・影響度マトリクスを用いてリスクを高・中・低に分類する。全てのリスクに対して行う基本的な分析であり、定量的分析に先行して実施する。
プロジェクトのリスクマネジメント > 定性的・定量的リスク分析

関連キーワードの用語

PM感度分析

個々のリスクがプロジェクト目標に与える影響の大きさを評価する分析手法。トルネードダイアグラムを使用して、各リスク要因の影響度を視覚的に比較する。最も影響の大きいリスク要因を特定し、優先的に対応する。

PM前提条件

プロジェクトの計画時点で真であると見なす、確認されていない要因。前提条件が正しくない場合、プロジェクトにリスクをもたらす可能性がある。前提条件ログに記録し、プロジェクト遂行中も継続的に検証する。

PMスコープクリープ

正式な変更管理手続きを経ずに、プロジェクトのスコープが拡大していく現象。ステークホルダからの小さな要求が積み重なり、スケジュール遅延やコスト超過を引き起こす。スコープ管理プロセスとCCBによる統制で防止する。

PMPERT(プログラム評価レビュー技法)

アクティビティの所要時間に不確実性がある場合に、三点見積りとネットワーク図を組み合わせてプロジェクト全体の所要時間を確率的に分析する技法。期待値を(O+4M+P)/6、標準偏差を(P-O)/6で算出する。

PMクリティカルパス

プロジェクトのネットワーク図における最長の経路。この経路上のアクティビティの所要時間の合計がプロジェクトの最短完了期間となる。クリティカルパス上のアクティビティが遅延すると、プロジェクト全体の完了が遅延する。

PMコンティンジェンシー予備

特定されたリスクに対応するために、コストベースラインに含めて確保する予算。リスク分析の結果に基づき、リスクが顕在化した場合のコスト増加に備える。プロジェクトマネージャの権限で使用できる。マネジメント予備とは区別される。