機能安全
Functional Safety
きのうあんぜん
電気・電子・プログラマブル電子システムの機能により、許容可能なリスクレベルを達成すること。IEC 61508を基本規格とし、自動車(ISO 26262)や産業機器など分野別の規格がある。SIL(安全度水準)でリスク低減目標を定める。
組込みシステム設計 > 組込みシステムの基礎
関連キーワードの用語
ESMISRA-C
自動車業界向けに策定されたC言語のコーディング規約。安全性・信頼性の高いソフトウェアを開発するため、危険なコーディングパターンの使用を制限するルール群。自動車以外の安全重視の組込みシステム開発でも広く適用される。
ESウォッチドッグタイマ
ソフトウェアの暴走やフリーズを検出するためのタイマ回路。一定時間内にソフトウェアからリセット(キック)されないとタイムアウトし、システムリセットや割込みを発生させる。組込みシステムの異常検出・自動復旧に不可欠な安全機構。
ESPOSIX
UNIX系OSの標準的なAPIを定めたIEEE規格。ファイル操作、プロセス管理、スレッド(pthread)、シグナル、ソケット通信などのインタフェースを規定する。組込みLinuxやPOSIX準拠RTOSで使用され、ソフトウェアのポータビリティを確保する。
SA組込みシステム
特定の機能を実現するために機器や装置に組み込まれた専用のコンピュータシステム。家電、自動車、産業機器など幅広い分野で使用される。リアルタイム性、省資源、高信頼性などの制約のもとで設計される。
SAクロス開発
開発用のホストコンピュータ上でターゲットシステム(組込み機器)向けのソフトウェアを開発する手法。クロスコンパイラ、ICE(In-Circuit Emulator)、JTAGデバッガなどの開発ツールを用いる。
SAハードウェア・ソフトウェアの協調設計
組込みシステムにおいて、ハードウェアとソフトウェアの機能分担を最適化しながら並行して設計を進める手法。性能、コスト、消費電力、開発期間などの制約を総合的に考慮してトレードオフを判断する。