IT用語帳

フォールトトレランス

Fault Tolerance

ふぉーるととれらんす

システムの一部に障害が発生しても、全体としての機能を維持し続ける能力。冗長化、エラー検出・訂正、自動切り替えなどの技術で実現する。耐障害性ともいう。
システムアーキテクチャ > 高信頼化設計

関連キーワードの用語

SA可用性

システムが必要なときに利用可能な状態にある度合い。稼働率で定量化され、99.99%(フォーナイン)のように表現する。冗長化、フェールオーバー、計画的保守などにより向上させる。

SAウォッチドッグタイマ

システムの暴走を検知するためのハードウェアタイマ。正常動作中はソフトウェアが定期的にタイマをリセットし、リセットが行われない場合(暴走時)にシステムを再起動する。組込みシステムの信頼性確保に不可欠。

SA冗長化

システムの構成要素を多重化し、一部に障害が発生しても全体として機能を継続できるようにする設計手法。サーバ、ネットワーク、ストレージ、電源などを二重化・多重化する。高可用性システムの基本技術。

SAフェールセーフ

システムに障害が発生した場合に、安全な状態に移行する設計思想。故障時に危険な動作を回避することを優先する。信号機が故障時に赤信号になる設計などが例。フェールソフトとは異なる概念。

SAフェールソフト

システムに障害が発生した場合に、性能や機能を低下させてでもシステム全体の運転を継続する設計思想。縮退運転(デグレード)ともいう。障害箇所を切り離し、残りの健全な部分で処理を続行する。

SAフールプルーフ

人間が誤った操作をしても、システムに障害が発生しないようにする設計思想。誤操作を物理的・論理的に防止する仕組みを設ける。入力値の範囲チェックや確認ダイアログの表示などが具体例。