IT用語帳

RSA暗号

RSA Cryptosystem

あーるえすえーあんごう

大きな整数の素因数分解の困難性に基づく公開鍵暗号方式。暗号化・復号とデジタル署名の両方に利用できる。鍵長は2048ビット以上が推奨される。計算量的安全性に依存しており、量子コンピュータによる解読リスクが指摘されている。
情報及び情報システムの利用におけるセキュリティ対策の適用の推進又は支援に関すること > 暗号利用及び鍵管理

関連キーワードの用語

SC公開鍵暗号方式

暗号化と復号に異なる鍵(公開鍵と秘密鍵)を使用する暗号方式。鍵配送問題を解決できるが、共通鍵暗号方式に比べて処理速度が遅い。RSA暗号、楕円曲線暗号(ECDSA)、DH鍵共有などが代表的。

SC楕円曲線暗号

楕円曲線上の離散対数問題の困難性に基づく公開鍵暗号方式。RSA暗号に比べて短い鍵長で同等の安全性を実現できるため、IoT機器などリソースが限られる環境でも利用しやすい。ECDSAやECDHなどが代表的なアルゴリズム。

SCCRYPTREC

電子政府推奨暗号の安全性を評価・監視し、暗号技術の適切な実装・運用を調査・検討するプロジェクト。CRYPTREC暗号リスト(電子政府推奨暗号リスト、推奨候補暗号リスト、運用監視暗号リスト)を策定・公開している。過去問で繰り返し出題されている。

SCFIPS 140

米国NISTが策定した暗号モジュールのセキュリティ要求事項に関する規格。暗号アルゴリズムの実装、鍵管理、物理的セキュリティなどを規定し、レベル1〜4の4段階でセキュリティ強度を評価する。IT製品の暗号機能の信頼性を保証するために使用される。

SCTLS(Transport Layer Security)

トランスポート層で通信の暗号化・認証・改ざん検知を提供するプロトコル。TLS 1.3では暗号スイートがAEADとハッシュアルゴリズムの組みに簡素化され、ハンドシェイクの効率化とセキュリティ強化が図られた。HTTPS、IMAPS、SMTPS等で広く利用される。

SCHSTS(HTTP Strict Transport Security)

WebサーバからブラウザにHTTPS接続を強制するHTTPレスポンスヘッダ。一度HSTSヘッダを受信したブラウザは、指定期間中は当該サイトへの接続を自動的にHTTPSに切り替え、中間者攻撃やSSLストリッピングを防止する。