IT用語帳

不正のトライアングル

Fraud Triangle

ふせいのとらいあんぐる

内部不正が発生するための3つの要因を示したモデル。機会(不正を行える環境)、動機(経済的困窮や不満など)、正当化(自分の行為を正当と思い込む心理)の3要素が揃うと不正が起こりやすくなる。
情報及び情報システムの利用におけるセキュリティ対策の適用の推進又は支援に関すること > 人的管理

関連キーワードの用語

SC内部不正

組織の従業員や関係者が意図的に情報の持ち出し、改ざん、破壊などを行う行為。不正のトライアングル(機会、動機、正当化)の3要素が揃うと発生しやすい。職務分掌、アクセスログ監視、退職時のアカウント無効化などで対策する。

SCセキュリティクリアランス

特定の機密情報にアクセスする資格を個人に付与する制度。身元調査に基づき、機密レベルに応じたアクセス権を与える。雇用時のスクリーニングや定期的な見直しを通じて、内部不正や情報漏洩のリスクを低減する。

SCセキュリティ教育・訓練

従業員の情報セキュリティに関するリテラシー向上を目的とした教育・訓練活動。標的型メール訓練、eラーニング、ケーススタディなどを通じて、フィッシングの見分け方、インシデント発生時の報告手順、規程の遵守意識を醸成する。

SC守秘義務契約(NDA)

機密情報の取扱いに関して秘密保持を義務付ける契約。雇用契約や業務委託契約に含めるか、別途締結する。退職後も一定期間の秘密保持義務を課すことで、情報漏洩リスクを低減する。

AP関係代数

関係データベースのデータ操作を数学的に定義する理論。集合演算(和、差、積、直積)と関係演算(選択、射影、結合、商)の8つの基本演算からなる。SQLの理論的基盤であり、問合せの最適化にも利用される。

SACAP定理

分散システムにおいて、一貫性(Consistency)、可用性(Availability)、分断耐性(Partition tolerance)の3つを同時に満たすことは不可能であるという定理。システム設計時にどの2つを優先するかを選択する必要がある。