IT用語帳

ハッシュ関数

Hash Function (SHA-256)

はっしゅかんすう

任意の長さのデータから固定長のハッシュ値(メッセージダイジェスト)を生成する一方向性の関数。元のデータの復元が困難で、入力データが少しでも異なると全く異なるハッシュ値になる。SHA-256は256ビットのハッシュ値を生成する代表的なアルゴリズム。
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他の資格での定義

IPハッシュ関数

任意の長さのデータから固定長の値(ハッシュ値)を生成する一方向関数。元のデータの改ざん検知やパスワードの保存に使用される。SHA-256が代表的なアルゴリズム。

FEハッシュ関数

任意の長さのデータから固定長のハッシュ値(メッセージダイジェスト)を生成する一方向関数。元データの改ざん検出やパスワードの保存に利用される。SHA-256などが代表的で、ハッシュ値から元データの復元は計算上不可能。

APハッシュ関数

任意の長さのデータから固定長のハッシュ値(メッセージダイジェスト)を生成する一方向性の関数。SHA-256やSHA-3が代表的で、元のデータからハッシュ値は計算できるが、ハッシュ値から元のデータを復元することは計算上困難。改ざん検知やパスワード保存に利用される。

ESハッシュ関数

任意長のデータから固定長のハッシュ値を生成する一方向関数。SHA-256、SHA-3が代表的。データの改ざん検出、デジタル署名、パスワードの保存に使用される。組込みシステムではファームウェアの整合性検証に不可欠。

SCハッシュ関数

任意長のデータから固定長のハッシュ値(メッセージダイジェスト)を生成する一方向関数。改ざん検出、デジタル署名、パスワード保存などに利用される。SHA-256、SHA-3が代表的で、一方向性と衝突発見困難性が重要な性質。

関連キーワードの用語

SGAES

米国国立標準技術研究所(NIST)が標準化した共通鍵暗号アルゴリズム。DESの後継として策定され、128/192/256ビットの鍵長を使用する。現在最も広く使われている共通鍵暗号方式。

SGRSA暗号

大きな数の素因数分解の困難さを安全性の根拠とする公開鍵暗号アルゴリズム。暗号化とデジタル署名の両方に利用できる。開発者3名(Rivest, Shamir, Adleman)の頭文字から命名された。

SG共通鍵暗号方式

暗号化と復号に同じ鍵(共通鍵・秘密鍵)を使用する暗号方式。公開鍵暗号方式に比べて処理速度が速いが、通信相手ごとに異なる鍵を安全に共有する必要がある。代表的なアルゴリズムにAESがある。

SG公開鍵暗号方式

暗号化と復号に異なる鍵(公開鍵と秘密鍵)のペアを使用する暗号方式。公開鍵は誰でも入手でき、対応する秘密鍵は所有者だけが保持する。鍵配送の問題を解決できるが、共通鍵暗号方式より処理速度が遅い。代表的なアルゴリズムにRSAがある。

SGハイブリッド暗号

共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式を組み合わせた暗号方式。データ本体は処理速度の速い共通鍵暗号で暗号化し、その共通鍵を公開鍵暗号で暗号化して送付する。SSL/TLSなどで利用されている。

SG危殆化

暗号アルゴリズムや鍵が、コンピュータの処理能力の向上や新たな解読手法の発見により、安全性が低下すること。危殆化した暗号方式は速やかにより安全なアルゴリズムへ移行する必要がある。