IT用語帳

エスカレーション

Escalation

えすかれーしょん

インシデントや問題の解決に当たって、より上位の権限者や専門的な技術者に対応を引き継ぐこと。階層的エスカレーション(管理者への報告)と機能的エスカレーション(専門チームへの引き継ぎ)がある。迅速な解決と適切な意思決定に不可欠。
サービスマネジメント > サービスマネジメントシステムの計画及び運用

他の資格での定義

IPエスカレーション

サービスデスクや担当者では解決できない問題を、より高度な技術力や権限を持つ上位者・専門チームに引き継ぐこと。階層的エスカレーション(管理者への報告)と機能的エスカレーション(専門家への引継ぎ)がある。

SGエスカレーション

インシデントや問題の対応において、担当者では解決困難な場合に上位の管理者や専門チームに対応を引き継ぐこと。階層的エスカレーション(上位者への報告)と機能的エスカレーション(専門部署への引継ぎ)がある。

FEエスカレーション

サービスデスクで解決できないインシデントや問題を、より専門的な技術者や上位の管理者に引き継ぐこと。機能的エスカレーション(技術レベルの引き上げ)と階層的エスカレーション(管理レベルの引き上げ)がある。

STエスカレーション

現場レベルでは解決困難な問題や例外事項を、上位の管理者や意思決定者に報告・引き上げて対応を求めるプロセス。あらかじめエスカレーション基準と報告ルートを定めておくことで、不備や問題の早期解決を図る。

PMエスカレーション

プロジェクトマネージャの権限では解決できない問題や意思決定を、上位の管理層に引き上げて対応を求めること。エスカレーションの基準、経路、タイミングをあらかじめコミュニケーションマネジメント計画書で定義しておく。

NWエスカレーション

障害やインシデントが現場の担当者では解決困難な場合に、上位の担当者や専門チーム、機器ベンダーに対応を引き継ぐこと。技術的なエスカレーション(機能的)と管理上のエスカレーション(階層的)がある。エスカレーションの判断基準と連絡体制を事前に定めておくことが重要。

SMエスカレーション

インシデントや問題の対応を上位の担当者・管理者に引き上げる手続き。技術的な知識が必要な場合の機能的エスカレーションと、権限が必要な場合の階層的エスカレーションがある。

関連キーワードの用語

APサービスマネジメント

価値を提供するため、サービスの計画立案、設計、移行、提供及び改善のための組織の活動及び資源を、指揮し、管理する一連の能力及びプロセス。サービスライフサイクルの各段階を通じて、顧客に価値あるサービスを継続的に提供する。

APITIL

ITサービスマネジメントのベストプラクティスを体系化したフレームワーク。デファクトスタンダードとして世界で広く活用されている。サービスストラテジ、サービスデザイン、サービストランジション、サービスオペレーション、継続的サービス改善の5つのライフサイクルで構成される。

APSLA

サービスレベル合意書。サービス及びその合意されたパフォーマンスを特定した、組織と顧客との間の合意文書。サービス可用性、信頼性、サービス時間、応答時間などの定量的な目標値を定め、サービス品質を保証する。

APSLO

サービスレベル目標。SLAで定めたサービスレベルの具体的な目標値。可用性99.9%、応答時間3秒以内などの定量的な指標で設定する。SLI(サービスレベル指標)で実測し、SLOの達成状況をモニタリングする。

APサービスカタログ

顧客に提供するサービスについての文書化した情報。サービスの意図した成果、サービス間の依存関係を説明する情報を含め、顧客や利用者に対してサービスの適切な部分へのアクセスを提供する。

AP構成管理データベース

CMDB。サービスに関連する構成品目(CI)とその属性、構成品目間の関係を記録・管理するデータベース。構成品目のバージョン、ステータス、依存関係を一元管理し、変更管理やインシデント管理での影響分析に活用する。