非正規化(デノーマライゼーション)
Denormalization
ひせいきか
性能向上を目的として、正規化されたテーブルにあえて冗長性を導入する手法。結合処理の削減のためにテーブルを統合したり、集計値を保持する導出列を追加したりする。更新異状のリスクとトレードオフになる。
データベース設計 > 論理設計
関連キーワードの用語
DB正規化
リレーションのデータ冗長性を排除し、更新異状(挿入異状、削除異状、修正異状)を防止するために、リレーションをより小さな単位に分解する手法。関数従属性や多値従属性に基づき、段階的に正規形に変換する。
DB無損失分解
リレーションを分解した後、自然結合で元のリレーションを完全に復元できる分解方法。正規化では必ず無損失分解であることが求められる。ヒースの定理が判定の基準となる。
DBパーティショニング
大規模なテーブルやインデックスを物理的に複数の区画に分割して管理する手法。レンジ分割、ハッシュ分割、リスト分割、コンポジット分割などがある。検索性能の向上や運用管理の効率化に寄与する。
DBSQLチューニング
SQL文の実行性能を改善する活動。実行計画の分析、インデックスの追加・見直し、SQL文の書き換え、ヒント句の利用、統計情報の更新などの手法がある。ボトルネックとなるSQL文の特定が第一歩。
DBAWR(自動ワークロードリポジトリ)
Oracle Databaseが提供する性能統計の自動収集・保管機能。一定間隔でスナップショットを取得し、CPU使用率、待機イベント、SQLの実行統計などを蓄積する。性能問題の分析とチューニングに活用する。
IPインデックス
データベースのテーブルに対する検索を高速化するための索引。本の索引のように、目的のデータの位置を素早く特定できるようにする仕組み。