分散データベース
Distributed Database
ぶんさんでーたべーす
ネットワークで接続された複数のコンピュータにデータを分散して格納し、論理的に1つのデータベースとして利用できるシステム。位置透過性、分割透過性、複製透過性などの透過性を提供する。
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関連キーワードの用語
DB分散透過性
分散データベースにおいて、データの物理的な分散を利用者から隠蔽する性質。位置透過性(データの格納場所を意識しない)、分割透過性(分割されていることを意識しない)、複製透過性(複製を意識しない)などがある。
DBシャーディング
データを水平に分割し、複数のデータベースサーバ(シャード)に分散配置する手法。各シャードはデータの一部を担当し、全体として大規模なデータを処理する。スケーラビリティの向上に寄与するが、トランザクション管理が複雑になる。
DBCAP定理
分散システムにおいて、一貫性(Consistency)、可用性(Availability)、分断耐性(Partition Tolerance)の3つを同時に満たすことはできないという定理。NoSQLデータベースの設計方針を理解する上で重要な概念。
FEレプリケーション
データベースの内容を別のサーバーにリアルタイムまたは定期的に複製する技術。障害時の可用性向上や負荷分散に利用され、マスター・スレーブ構成が一般的。
DB関係モデル
E.F.コッドが提唱した、データを2次元の表(リレーション)で表現するデータモデル。数学的な集合論と述語論理に基づき、データの構造・操作・整合性制約を定義する。現在のRDBMSの理論的基盤である。
DBリレーション
関係モデルにおける基本的なデータ構造で、属性(列)の集合で定義されるスキーマと、タプル(行)の集合で構成される。数学的には定義域の直積の部分集合である。実装上はテーブルに対応する。