結果整合性(イベンチュアルコンシステンシー)
Eventual Consistency
けっかせいごうせい
分散システムにおいて、更新がすぐに全ノードに反映されるわけではないが、十分な時間が経過すれば最終的にすべてのノードで一貫した状態になるという整合性モデル。強い一貫性と比較して可用性と性能に優れる。
データベース応用 > NoSQL
関連キーワードの用語
DB分散データベース
ネットワークで接続された複数のコンピュータにデータを分散して格納し、論理的に1つのデータベースとして利用できるシステム。位置透過性、分割透過性、複製透過性などの透過性を提供する。
DBシャーディング
データを水平に分割し、複数のデータベースサーバ(シャード)に分散配置する手法。各シャードはデータの一部を担当し、全体として大規模なデータを処理する。スケーラビリティの向上に寄与するが、トランザクション管理が複雑になる。
DB分散透過性
分散データベースにおいて、データの物理的な分散を利用者から隠蔽する性質。位置透過性(データの格納場所を意識しない)、分割透過性(分割されていることを意識しない)、複製透過性(複製を意識しない)などがある。
DBCAP定理
分散システムにおいて、一貫性(Consistency)、可用性(Availability)、分断耐性(Partition Tolerance)の3つを同時に満たすことはできないという定理。NoSQLデータベースの設計方針を理解する上で重要な概念。
FEレプリケーション
データベースの内容を別のサーバーにリアルタイムまたは定期的に複製する技術。障害時の可用性向上や負荷分散に利用され、マスター・スレーブ構成が一般的。
SA分散システム
ネットワークで接続された複数のコンピュータが協調して一つのシステムとして動作する構成。スケーラビリティと耐障害性の向上が利点だが、ネットワーク障害、データの一貫性、遅延などの課題がある。CAPの定理で特性が制約される。