IT用語帳

RTO

Recovery Time Objective

あーるてぃーおー

目標復旧時間。障害発生からサービスを復旧させるまでの目標時間。ビジネスへの影響を最小化するために設定され、復旧手順やシステム構成の設計に影響する。
サービスの設計・移行 > 可用性管理・サービス継続性管理

他の資格での定義

SGRTO

目標復旧時間のこと。障害や災害の発生後、ITサービスを復旧させるまでの目標時間。事業継続計画(BCP)やサービス継続管理において、復旧の優先度を決定する重要な指標。

APRTO

目標復旧時間。災害やシステム障害の発生から、サービスを復旧するまでの目標時間。サービス継続計画において、業務への影響を最小限に抑えるために設定する。RTOが短いほど高い可用性が求められ、コストも増大する。

STRTO

目標復旧時間。事業中断が発生してから、業務を復旧させるまでの目標時間。BCPの策定において、業務の重要度に応じてRTOを設定し、復旧計画の基準とする。

SARTO(目標復旧時間)

障害発生からシステムが復旧するまでの許容される最大時間。RTOが短いほど、ホットスタンバイや自動フェールオーバーなどの高可用性構成が必要になる。業務影響度に基づいてサービスごとに設定する。

DBRTO(目標復旧時間)

障害発生からデータベースの復旧完了までに許容される最大時間。RTOが短いほど高い可用性が求められ、ホットスタンバイやフェイルオーバーの仕組みが必要となる。

AURTO(目標復旧時間)

業務の中断から復旧までに許容される最大の時間。BCPにおいて重要業務ごとに設定され、この時間内にシステムやサービスを復旧させることが求められる。監査ではRTO設定の妥当性と達成可能性を検証する。

関連キーワードの用語

SM可用性管理

ITサービスの可用性が合意されたレベルを満たすように計画・監視・改善するプロセス。コンポーネントの可用性とサービス全体の可用性の両面から管理を行う。

SM可用性

ITサービスやコンポーネントが、合意された時間帯において正常に機能している割合。一般に稼働率として百分率で表され、MTBF÷(MTBF+MTTR)×100で計算される。

SMフェイルオーバ

稼働中のシステムに障害が発生した際に、待機系のシステムに自動的に切り替えて処理を継続する仕組み。サービスの中断時間を最小化し、高可用性を実現するための技術である。

APサービス可用性管理

サービスの可用性に関するリスクアセスメントを行い、可用性の要求事項及び目標を決定するプロセス。MTBF(平均故障間隔)、MTTR(平均修理時間)、MTRS(平均サービス回復時間)などの指標で可用性を測定・管理する。

SMサービスマネジメントシステム

ITサービスの計画、設計、移行、提供及び改善を効果的に行うための、方針・プロセス・手順・資源などを含む管理の仕組み。ISO/IEC 20000で要求される体系的なマネジメントの枠組みである。

SMサービスマネジメント方針

トップマネジメントが策定するITサービスマネジメントに関する基本方針。組織のサービス提供の目的、方向性、原則を明示し、すべてのSMS活動の基盤となる。